TOEIC勉強法と試験対策

HOME > TOEIC試験の概要 > TOEICのレベル、難易度について

TOEICのレベルってどれくらい?

問題のレベルはどれくらいか

この試験には合格や不合格といった判定項目ではなく、10点から990点の得点で受験者のレベルを判定します。したがって、簡単な問題から難しい問題までバランスよく詰まっているといえます。ただ、実感から言えば、大学受験などの選別のための問題とは異なるため、どちらかというと基礎重視の問題編成で、著しく難しい問題は稀です。

同じマークシート形式の試験でもあるセンター試験の英語と比べてどうか、と言われればTOEICのほうが難度は高いですが、問題の主題が異なるといえます。センター試験は、得意な人ならば30分強で全問回答可能ですが、TOEICのリーディングパートのみでも30分で回答できる人はほとんどいないでしょう(速読ができる人を除く)。ビジネスの場での基礎的な英語運用能力をはかることができると言われるTOEICのほうは、より実際に使われている英語に近い問題がほとんどです。簡単な問題も多く出題されますが、教科書のように文法や構文を学ばせるための不自然なものは出ません。

また問題全体についてみると、「内容が理解できる」という点を重視した問題構成で、細かい文法や重箱の隅をつつくような問題は出てきません。ざっくりと内容をすばやく理解できるか、状況が把握できるかという点をみる問題が圧倒的に多いといえます。

実際にビジネスや生活で使われる文書、会話、アナウンス、スピーチなどが基本

また、問題全体についても、TOEICはあまり子どもの使うようなやり取りが問題になっていることがありません。あくまでビジネスシーンや社会生活の中で社会人が使うことができる「英語」という視点がありますので、今まで学校でやってきたスキットなどとは少し毛色の違う問題が多いと思います。ただビジネス経験がないと回答が難しいかといえば、全くそんなことはありません。職務経験の有無が有利、不利には全くつながらないタイプの資格試験といえます。

これは上級者についてしかいえませんが、900点以上のスコアになってくると、受験者の英語運用能力を見極めるのは難しいのではないかというのが筆者の感想です。

ビジネスの場では、正確な文法が大切なこともありますが、求められている役割によっては、相手の文化や状況を踏まえた"Small talk"や営業であれば提案力や状況把握、情報収集能力であったりとか単純に「語学」といっても他のスキルと複合的に絡み合っていますので、その限られた面を試験で見る、ということになります。

ただ、上級者についても基礎的なことがわかっている「指標」になり、英語学習に有用であることに変わりはありません。

TOEICを受験したあと、OFFICIAL SCORE CERTIFICATEという成績表が送られてきますが、この中に得点別の受験者の傾向についての記載があります。またレベル別の評価の一覧表である"Score Descriptor Table"も同梱されていますので、受験後の参考にするとよいでしょう。

TOEIC対策、英語学習に使った教材