TOEIC勉強法と試験対策

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TOEICってどんな問題?

正規のTOEIC試験はリスニングパートとリーディングパートの2部から成っており、日本語は一言も出てきません。問題の解き方、注意事項もすべて英語です。解き方についての説明は、試験の中で説明がありますが、ここ数年では劇的な変化はありませんので、最新の模擬試験問題集を2〜3冊そろえれば、この部分はほぼ同じといえます。

リスニング問題

まずは、リスニングから試験は始まります。これはノンストップで続き、終わり次第リーディングに取り掛かることになるので、一旦試験が開始したら休憩することはできません。

リスニングの問題構成は、本サイトのTOEICリスニング試験対策に詳細を記載していますが、大きく分類すると4つのパートから成り立っています。

パート1:写真描写問題

写真1枚に対し、それを説明する文章が4種類読み上げられますので、正しいものを選択する問題です。発音が似ている単語が引っ掛け問題として組み込まれていたり、その写真の全体像を説明しているわけではない文章が正解の場合もあります。一般には10問です。当然のことながら、読み上げられる文章は問題に書かれていませんので、集中力が要ります。

パート2:応答問題

問いかけを中心に、世間話の一部のような短い文章が読まれますので、それの回答として最適なものを一つ選ぶというものです。学校の教科書のような定型句は意外に少ないので、紋切り型の応答文だけ暗記していると回答を間違えます。自然な回答かどうか、という点を意識してください。一般には30問です。

パート3:会話問題

たいていの場合は、二人の話者による2回〜4回程度のやり取りが読み上げられます。このパートでは設問があらかじめ試験に印字されています(これも読み上げられますが、会話がはじまる前に目を通しておくだけで何について聞き取ればよいのかわかるので、先に読む必要があります)。だいたい一つの会話問題の内容について3つ程度の設問があります。結構細かいこと、出発時刻であるとか、駅だとかについて読み上げられることもありますが、これらが設問では聞かれないこともあり、会話の「どこを」聞くべきかを判断できるか否かが重要になります。ちなみに、問題数は多いので全部覚えておくことは難しいでしょう。TOEIC試験ではメモもとれませんので、注意が必要です。

パート4:説明文問題

リスニングパートの最難関部分です。ここでは会話文に限らず、アナウンスやCM、会議の休憩中の話やビジネスシーンや日常生活での様々なShort talkといわれるまとまった文章が読み上げられます。この部分になると、設問には具体的なこと、例えば何かのスピーチであれば、その内容の特定の事柄についての設問が入ってくる場合がありますので、事前に設問を読むことの重要度は格段にあがります。すべてのパートの中で一度に読み上げられる文章が一番長いパートですので、読まれたことをすべて記憶しておくことはまず無理です。何について聞くべきか設問を先に読んでおくことが高得点のカギです。

リーディング問題

このパートはリスニングのテープ放送が終わり次第取り掛かることになります。各問題を回答する順番は自分で決められ、1問あたりどれくらい使うのかも自分で決めます。問題の量は100問ですが、穴埋めと読解問題では回答にかかる時間が全く違いますので、注意が必要です。

短文穴埋め問題

ほとんどの対策や攻略法で共通に言われていることとして、このパートで余分な時間を浪費してはいけないということです。これはあとに控えている読解に時間がかかり、多くの受験者が最後の問題にまでたどり着くことなく、あるいは見直しの時間すらなく終わってしまうという現実があるからです。 問題内容としては、ボキャブラリーを見るものであったり、文法的に正しい表現(語形、語法、イディオムなど)であるものを選んだりする一般的な4択問題です。短文のなかの一部分だけ空欄になっていて、それを選択するというものです。

長文穴埋め問題

これは一文ではなく、少しまとまった文章(といっても長文というほどではありません)のうち、3つ程度の空欄があって、文脈などから正しい選択肢を判断して空欄を埋めるというものです。手紙(メール)の一部であったり、何かの記事の抜粋らしきものだったりするケースもあります。ほとんどの場合は、すべての文章を読まなくても回答できてしまいます。好奇心にまかせて全文読んでしまうとあとで時間が足りなくなりがちです。

読解問題(文書1つ)

一つのまとまった文章が書いてあり、それについての設問が2〜3程度あるというパターンです。テーマは本当に多彩で、ホテルやレストランの広告や社内会議の案内メールだったり、苦情や抗議のメールや、販売会議についての統計、説明書の一部などなど。いずれにせよ、その文章についての基礎知識がないと不利になるということはありませんが、「社会人に必要な英語力」という点は一貫しているため、日頃、日本語でもこうした文書のやり取りに慣れていない方は模擬問題集などを通じて慣れておくとよいでしょう。

読解問題(文書2つ)

こちらは独立した二つのまとまった文章が書かれており(二つの文章は誰かのやり取りであったり、関連性の高いものです)、それについての設問が多くて5問程度ある問題です。読解問題のなかでは最も時間もかかる攻略最難関といわれるパートでもあります。このパートに行き着く頃には、ほとんどの場合、時間が足りなくなっています。速読ができるという方以外、文章をすべて丁寧に読んでいると最後の設問まで行き着きません。これは、ただ文章がたくさんあるということのほか、設問を見てから一読で回答できない場合が多いからです。

全般的に、高校までの英語とは少し違うのは、文法の正確さよりも内容を理解できているか、という点が重視されたテストです。問題はすべて選択式マークシートで、英作文などはありません。以前は、誤った英文から間違えを探すタイプの問題もありましたが、今はそうした問題はなく、あまり手の込んだ引っ掛け問題は無いといえます。

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