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TOEICとTOEFLの違いについて

TOEFLは留学生向け

TOEICは今でこそ世界でも90カ国、年間500万人以上の受験者がいますが、資格として強い効力を持つようになったのは日本が最初でした。TOEFLは古くから米国の大学へ留学する際に、英語の能力を証明するものとして使われてきましたので、問題の内容もだいぶ違います。大学の教養や高校で学ぶような内容が問題文として多く採用されており、自然科学、人文科学、社会科学などにまつわる問題で専門知識は必要ありませんが、学問的な内容や知的好奇心を刺激するような内容が多いといえます。

またTOEFLは現在のところ、ほとんどがコンピュータを使って受験するタイプのものになっており、ペーパーでの試験の際に使えたような見直しや選択肢の中からまず全く適合しないものから消していく消去法などが使えなくなっています。申し込み方法や受験方法など含め、TOEICに比べるとやや利便性に欠けるというのが筆者の感想です。

英語力以外の部分も試験に入ってる?

また、以前からTOEFLについて専門家に指摘されてきた批判として、英語力以外の部分、たとえば記憶力や素早さなどの良し悪しが試験の成績に大きく影響するのではないか、英語の能力を見る試験として適切なのかどうかという議論がなされてきました。これはTOEICについても、瞬間的な記憶力には自信がない、物事をテキパキと進めていくことは苦手であるという人にとって不利になるのと似ています。両者ともにメモをとることができず、一時的な記憶はある程度必要です。メモがとれなかったり、瞬間的な記憶力が必要であったり、ビジネスシーンでは往々にしてよくあることなのですが、純粋に英語能力、英語を運用する力を見る、というのは実際のところ難しいのかもしれません。

国内での就職や受験、資格としてのアピールにはTOEIC

あなたが今高校生や中学生、あるいは学生をしていて留学したいと考えているなら、TOEFLの受験がまず必要です。米国のほとんどの大学・大学院ではTOEFLで一定以上のスコアを取得していることが入学の最低条件となります。英語ができるようになりたい、語学力をつけるために勉強している、就職や日本の大学・大学院への入学を考えているという方にはTOEICがおすすめです。英語の資格として国内では圧倒的な認知度があり、加えて手ごろに受験でき、問題の内容もどちらかといえば敷居が低いため、英語の初学者から上級者までをカバーする資格になっています。筆者が就職する頃には、TOEFLのスコアしか書いていないとTOEICはどれくらいかと聞かれるほどメジャーな英語資格になっていました。

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