TOEIC勉強法と試験対策

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会社で人事をやってます。TOEICで本当に英語の能力は計れるのでしょうか。この間、TOEICの高得点者を採用したのですが、どうも英語力に疑問が残ります。むしろ、そこまで高得点ではないのですが、長く業務に携わっている中堅社員の英語のほうが相手には通じているようです。

どのような試験であっても、それが試験である以上、対策もありますし、本来の実力がどういうものかを完全に見極めるのは難しいといえます。万人が受けている試験であるTOEICは、こういう傾向を持つ人はこのくらいの点数は取れる、という逆からの見方で言えば、英語の基礎が分かっているかどうかを見ることは出来ます。

語学力というのは、ペーパーテストでは判断がなかなか難しいといえます。 日本人の多くでTOEICが900点以上という人たちは、ヒアリングがそこそこ得意で、CNNやBBCも字幕なしでほとんどの内容が分かる人もそれなりにいます。 ここが盲点なのですが、実際の仕事ではヒアリング能力は当然のことで、どちらかというと、書いたり、話したりする能力が必要です。「聞いて内容を理解するだけ」、なんていう仕事はないでしょう。

面接で英語能力を見れば、ペーパーよりはわかるのですが、難しい場合はTOEICのSWテストや、国連英検、ケンブリッジ英検などの受験履歴があれば、そこからスピーキングやライティングの基礎がどの程度かを見ることも出来ます。まあ、これらを受験している人は相当英語に関心があり、勉強熱心なはずなので、まったく話せない、使えないということはないと思います。

もっと簡単に見分ける方法もあります。 例えば、貴社の営業担当から海外からのクレームのメールを見せてもらい、内容をアレンジして、採用希望者にあなたならどう返信するか、書いてもらいます。あるいは、貴社の代理店からの連絡について、こう返事をしたいがどのように書くか、と問えば、どの程度英語で仕事が出来るかはわかります。あるいは英語での模擬電話、どうとでも答えられるような内容の電話を実際にやってもらえば一目瞭然です。

「日常会話」「英会話」などは出来ても、実際の仕事で使えるのは、その仕事の分野に関する専門知識、業界用語や商慣習、築き上げてきた人間関係があってこそです。

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