中学、高校と英語は好きなほうで学校の成績もよかったのですが、大学に入ったらバイリンガルの人たちを目にし、とても追いつけないと思い、英語をやる気が失せてきました。
英語はある程度のレベルまでいくと、英語ができるかどうかではなく、どの分野に精通している人なのかという点が重要になってきます。
帰国子女やバイリンガル、留学経験者は流暢な英語を話しますが、内容まで聞いたことはありますか?
仕事で使う場合、世間話や流行の話ばかりというわけには行きません。
たとえば、契約法務に詳しい会社員が英語力をつけて英文契約法務で経験をつむとします。そこに彼もしくは彼女よりも英語が得意であるけども、こうした契約法についての知識や関わってきたビジネスのフィールドが全く違う人がきたとします。こうした場合、その英語に堪能な人は業務遂行で力を発揮できるでしょうか。
ある程度の基礎部分の英語力は共通していますが、それ以降は専門性がより重要となります。
どの分野の英語に強いのか、ということです。バイリンガルで専門性もあるという人も少なくありませんが、自分の専門分野はまずは母語で学んでいきます。英語の発音や流暢さだけでに気をとられず、実のある英語力を身につける努力をするとよいでしょう。
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