TOEICのリスニング試験対策
リスニング試験当日の心得
試験会場では、説明や注意事項の確認が終わり問題が配られ、合図と共に最初に取り組むことになるのがこのリスニングです。要はヒアリングテストなのですが、英語になると、とたんに聞こえづらくなるので要注意です。これはまあ、この試験を受ける人の大多数は英語が母国語ではないので、余計に音が遠く感じたり、「今の単語聞き取れなかった」といったことがよくおきます。
当日のリスニング試験で最も重要なのは、「前の問題を引きずらないこと」、これに尽きます。テープは、最初はゆったりとした調子で進んでいくので楽勝と思いがちなのですが、言っていることがわからない部分が出てくるとどちらが答えなのかじっくりと考えてしまいます。リスニングでは、じっくり考えている暇はありません。よく聞き取れなかった部分に迷っていると、もう次の問題が読み上げられているので、連鎖的に問題をミスすることになります。
自宅で模擬試験問題集などをやっていると、ついCDを止めてしまったり、もう一度聞きなおしたくなりますが模擬試験の練習をしている場合、こうしたことは絶対にせずに我慢すべしです。読まれるのはたった1度きり。集中して聞き、だめな場合はすぐに次の問題に取り掛かれる体制をとれるよう、練習しておくのがよいです。
リスニングは時間が余ることもありませんし、前の問題に戻って考え直すことはできません。聞き取れず、推測もできなかったら「次!」とすっぱりと頭を切り替えて行くのが最良の選択です。もちろん、その場合は何でもいいのでとりあえずマークシートを塗りつぶしておきましょう。TOEICは正答率は見ません。
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