貿易事務は未経験でもなれるか
最初は誰しも未経験ではあるのですが、貿易事務職で未経験の場合は必ず先輩社員なり、上司なりに教えてもらう必要があります。ある程度わからないことは自分で調べてということも必要ですが、会社固有の事情や業務の性質上、どうしてもその会社に入ってからしか学べない事項も多く、採用する側としてはなるべく基本次項の説明は省きたいのが本音です。
したがって、数年程度の貿易事務の経験があるとなればそうした説明は省けるため、転職もしやすいのですが、未経験者の場合は、意欲を示していくことと、貿易実務検定などの資格取得でその意欲を証明するなどしてアピールすることも可能です。もちろん、TOEICスコアもプラスになります。
とはいえ、全般的に上司からの頼まれごとをした際「これは貿易事務の仕事ではありません」と突っぱねてしまうような人はなかなか難しく、特に未経験の場合は、雑用業務も多くなりますので、そうしたこともきちんとできるかどうかという点も見られます。
社会人未経験となると、会社の中の仕組みや社会人としてのマナーなどもあるのかどうか不安に思われますので、TOEICと貿易実務検定だけでなく、面接でこれらについてもしっかりアピールする必要があります。
調整型の仕事になるため、短気であったり苛烈であったり、我が強く、人の話を聞くよりも自分が話したがるというタイプはあまり望まれないものです。
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