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海外からインターンが来る

某国では、海外でのインターン経験がないと卒業できないタイプの学校が存在するようなのですが、筆者も詳しくは分かりません。ヨーロッパのとある国からきた長身の青年が、うちの海外営業部に来ることが通達されたのが1週間前。国内営業課とともに、彼の世話をすることになったわけですが、彼の履歴書のコピーがまわし読みされ、国内営業担当者たちも、「一体どんなやつが来るんだ」と履歴書の翻訳を求めて、我が部署へ頻繁に訪れるようになりました。

社長からきちんとしたインターンにするように、との厳命を受けた営業部長は、当課にも直接やってきて「よろしく頼むぞ」と何度も念押しに来たわけですが、いったいどのようなものを先方が期待しているのかは誰も知りませんでした。もっともうちの会社では社員研修もままならない状態なのに、インターン研修などとてもできるような雰囲気ではありません。

で、当日。基本的には得意先を一緒に回ったり、社内でレクチャーをしたりがメインで、先方の単位取得に必要な内容が盛り込まれたわけですが、これがまたあまりやる気のない青年でした。単位のために仕方なくきた、といった雰囲気がありありと見え、社長に話すときだけ異様に愛想が良いというわかりやすさ。

本国に残してきたという彼女と毎晩のようにスカイプで通話しているので寝不足で疲れている、とは本人の弁。車などで移動中に訪問先の説明している最中に寝てしまう、工場等で目に付いたものに手を触れる、など各担当ずいぶんと手を焼いたようです。

なんというか、議論を尊ぶお国柄か、お国訛りの英語を流暢に使って、あれこれと批判や自説を展開し、年齢が近いと思ったのか、当課のお嬢にもなにやら外国特有のスキンシップで近づこうとしていたのですが、一言二言何か言われて、すごすごと引き下がり、以来、お嬢を避けるような言動が目立ったため、一体何を言ったのかお嬢に聞いたところ、「ガキに興味なし」とのことでした。

そんな彼も本来ならば単位のために半年から1年はインターンが必要なのですが、「1ヶ月のインターンで1年間いたことにする」という社長の配慮のおかげで、残りの滞在期間はめでたく観光に費やすことになり、当社をあとにしました。

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